我が家のリトル三男は664gで生まれました。
皮膚が黒くて、薄くて、どの程度の力で触れて良いのかわからなかったのが最初の印象です。
でも、わからないながらも「触れたい!」気持ち一心で
保育器側面の丸い窓を開けて、そっと触った記憶があります。
とは言っても、
医療的処置が必要だと、
我が子なのにどう関わって良いかわからないですよね
自分が呼吸ができなくて、
人工呼吸器がないと生きられない我が子に対し、
初めは「医療に任せるしかない」と思っていました。
でもそうではないんですよね。
医療的処置・治療が必要でも、
ママができること・パパができること
家族の役割があります。
今回は、私が、664gのリトルベビーに対して
何を中心に関わってきたかを紹介します
ホールディング
“タッチすること” ”触れること”は動物にとってとても大切なことです。
特に早産のお子さんは、本来だったらまだお母さんの子宮の中に包まれている頃。
なので、リトルベビーに触れるときは、
”やさしく包み込むように”がポイント!!
これは、NICU看護師さんに教わったことです。
指一本で「ツンツン」と触ると赤ちゃんはびっくりしてしまい、落ち着かなくなってしまいました。
手のひら全体を使って、接地面積が広いと赤ちゃんは安心しますね。
歌うたう
保育器の中にいる赤ちゃんもママパパの声を聞いています。
(私はそう思っていますw)
入院中だと周りの目が気になったりするかもしれないけど、
私は気にせずに歌ってました
我が家には、上に2人お兄ちゃんがいるので、
童謡のレパートリーは少しだけありました。
あとはプラスして、面会に向かう車の中で、
Youtubeを流しながらひたすら歌の練習をしてましたよ
パパママの声を聞いて、リトルベビーは日々の
医療処置やモニター音などのストレスを緩和していってるかもしれませんね。
絵本読み聞かせ
絵本は、私が育児の中で最も大切にしていることの一つです
保育器の中に入っている頃も絵本を読んでいました。
お兄ちゃんたちに読むような絵本を持参したり、
名前入り絵本を注文して読んだり(^ ^)
生まれたばかりのリトルベビー(早産児)は、
なかなか絵本を””見る””ことは難しいと思うのですが、
絵を見せるというよりも、声を聞かせるという目的で読んでました
絵本を読んでいるときの、
リトルベビーの呼吸状態が安定していると主治医に言われたこともあります。
まずは一冊から読んであげると良いかと思いますよ
ボイスレコーダー
お兄ちゃんの声を聞いてもらいたくて
ボイスレコーダーにお兄ちゃんたちの声を録音して聞かせています。
リトルベビーに対する声かけや
歌を歌ったりしたものを録音しています。
お腹の中にいた時から聞いているお兄ちゃんたちの声だからか、
少し騒がしい声でも、安心した表情で聞いてるように見えます
また、お兄ちゃんたちにとっても、
まだ会ったことのない弟に対して声をかけてもらうことによって
弟の存在を少しずつ理解していったり、
思いやるような言葉を聞くことができました。
まとめ
正直、静かなNICUの部屋で、周りの目が気になる中で
我が子に対して何をしてあげたら良いのかわからないと思います。
ぜひ、NICU看護師さんに、
家族として何ができるのかを聞いてみたり、
ママパパが自身が赤ちゃんに対してやりたいことをやってみて良いか聞いてみると良いかと思います。
リトルベビーは、家族と離れてNICUで一人頑張っています!!
本当にすごいなって思います。
だからこそ、声を聞いてもらったり、触れたりして
癒しの時間を作れたら良いなって思います
コメント